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3.4.4.8.3 前のリンクの切断
航空機LMEは、XID_RSP_H0の伝送後にTG5タイマを設定するものとする。地上LMEは、XID_RSP_H0を受信した時点でTG5タイマを設定するものとする。新しいトラフィックは、新しいリンクにより送信されるが、旧のリンクは前のトラフィックが配信できるよう直ちに切断されるべきではない。

 

3.4.4.8.4例外的事例
航空機LMEが、ハンドオフ要求を受け入れることができない場合には、XID_RSP_LCRを応答するものとし、前のリンクは、影響されないものとする。
XID_CMD−H0に対する応答待ちの間に、その航空機からTESTまたはXID以外の自局宛フレームを受信した地上LMEは、XID_CMD_H0を再送信するものとする。
XID_RSP_H0内のパラメータを受け入れられない地上LMEは、その航空機に対し新しいリンクによりDISCを送信するものとする。
注:XID_CMDの処理に受しては、3.3.7項を参照のこと。

 

3.4.4.8.5 勧告
XID_CMD_H0のN2カウンタが超過した場合、地上LMEは、その航空機に対するすべてのリンクを切断する前に、別な局を介したハンドオフを試みるべきである。

 

3.4.4.9 地上乗錆の航空機起動ハンドオフ
地上LMEは、ハンドオフ起動をサポートしない航空機に対しては、本項の内容を実行しないものとする。
3.4.4.9.1 地上の動作
地上LMEが航空機に対しハンドオフ起動を要請するためには、現行のリンクに対し表3−46のパラメータを含むXID_CMD_H0(P=0)を送信するものとする。XID_CMD_H0の中の運用パラメータ(修正か情報のどちらか)は、交替地上局リストで示されたすべての地上局にとって有効であるものとする。交替地上局リスト。パラメータが含まれる場合にも、運用パラメータは含まれるものとする。自動同調パラメータが含まれる場合、交替地上局リストには、新しい周波数が適用されるものとする。

 

3.4.4.9.2 一般的な航空権応答
航空機LMEがXID_CMD_H0を受信した場合、交替地上局パラメータで示された中で都合のよいひとつの地上局に対し航空機起動ハンドオフを開始するものとする。

 

 

 

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